イギリス旅行記5
Good afternoon!
今日は、14時から17時15分まで用事があったので、昨日の記事と比べるとそんなに書けませんでした。ただ、朝の間はわりと暇だったので、Natural History Museumの真正面にあるVictoria and Albert Museumに行きました。
この美術館はRevolution!を何故か押してきてなかなか面白い美術館でした。
これがVicotria and Albert Museumです。私が来た時は、まだ空いていました。隣のNatural History Museumと同様にタダで入ることができます。
入るとき、教会だと間違うかもしれませんが、りっぱな美術館です。
日本ブース
東芝ギャラリーと書いてあったので、あの東芝かと思いました。日本の歴史価値がある美術品だらけで美術学生と見られる学生たちが美需品を模写していて面白かったです。
こちらは袱紗というもので、1840-70年代だと思われます。袱紗とは、慶事や弔事で金封をお渡しになる際にこの袱紗につつんで持参するときに使います。金色に輝く鶴の群れに思わず、一分間ほど魅入ってしまいました。
銃の美術品。戊辰戦争時代に使われてそうな雰囲気を出しています。
日本の相撲を表している絵です。なかなか細かく書いているのではないかと考えられます。
獅子舞の様子が描かれている作品です。昔の人も獅子舞には興味を持っていたのですね。
古代日本のプール開き...ではないです。何かの祭りなのか皆、水の中に次々と飛び込んでいきます。
侍の魂、日本刀。その魂が異国の美術館に飾られているとは、元の持ち主も自分の死後、異国で外国人に見られているとは思ってもいませんでしょう。かなり豪華なデザインをしていて、観賞用ではないかと思っていました。
見えにくいですが、先ほどの銃より少し長いです。火縄銃ではないので、戊辰戦争ぐらいから使われたものではないかと想像します。
刀があれば、鎧もある。鎧も侍の魂ではないかと思います。この二つセットでなくては、侍を語ることはできません。
この印籠が目に入らぬか...の印籠です。水戸黄門も選択する際に悩むのではないでしょうか。
こちらは3人の日本人女性を描いた喜多川歌麿という江戸時代の作品です。西洋人にとって日本人女性とはどのようだったかわかる歴史的価値ある作品だと思います。
菊川英山という方の女性絵画です。菊川英山はどうやら浮世絵師だったもようで江戸時代で代表する方でもあったようです。上の絵と違い、女性だけではなく手紙のようなものも付け加えられているようです。
今度は、青い着物のようなものを着飾った女性の絵です。歌川国貞の浮世絵でやはり江戸時代で活躍した浮世絵師でした。
現代アートとし意味不明な置物、宇宙人が作ったのではないかというおかしな物体、何を意味するのかわからない掛け軸っぽい絵など多くありましたが、その中でも強烈だったものを紹介します。
バイクにまたがる子供の置物。これを作ったのは、林茂樹さんの作品で、「OO-IX」というタイトルがつくものです。この子供は自分の息子をモデルにしてると紹介文にあったのですが、これ息子さんが見たら泣きませんか。
日本が誇るハローキティグッズ。他の歴史的美術品と比較するとインパクトは大きいですが、何故こんな風になってしまったのか頭を抱えました。
その他に上のような仏像や能の面、着物、とっくりなど多くの物が展示してました。
欧州とかその他
りっぱな門ですね。もう本当に門だけの博物館とか作ったら面白そうではありますが、門だけを見にくるマニアックな人はいないかと思ってしまいます。
馬に乗った人を惑わす通行人。どっちも逆方向を示し、混乱させています...というタイトルではありません。
模写をする学生が多くいたのは実はここです。私が思うにこれは、キリストを示しているのではないかとあくまで想像です。ここで商売すんじゃねーっていう場面ではないでしょうか。本当のところタイトルがなかったのでわかりません。
二回に行くと、宝石と金属の歴史的美術品がありましたが、写真は撮ることが禁止になっていました。飾られている金のネックレス、ティアラ、指輪などありましたが、同時に総額どれぐらいなんだと疑問にも思いました。
二階にいくまでに見つけた螺旋階段。所々ボロボロですが、これも美術品の一つで登ることはできません。
触れるフクロウの彫刻。触ればわかりますが、とてもなめらかにできており、このフクロウ実は、生きているのではないかと思うほど本物そっくりです。
この銅像の後ろにあるのは、銀の食器など銀でつくられた美術品でした。この銅像のみ写真に撮る事ができました。何を表すのかさっぱりわかりませんが・・・
一階の庭から撮れる赤色のレンガが映し出す綺麗な城のような建築物です。
面白い美術館でした。隣のNatural History Museumと違い大人向けにも思えました。
最後にこの写真を載せます。私が朝通った時は、一人っ子いませんでした。けれど12時ぐらいになるとこの通り賑わっていました。
では、また。