イギリス旅行記8
Good afternoon!
今日もまだ咳は続いていますが、昨日と比較してみるとまだましな方です。
昨日のブログにも書いた通り、ましになったので科学博物館に行ってまいりました。家族連れが多かったですが、男の子がNatural History Museumの時より多く感じたのは気のせいでしょうか?
グランドフロア
エントランスで出迎えてくれるのは、女性ロボット、ロボ子です。近未来的な形で、Hondaのロボットぽいです。
今回は科学博物館に展示してある面白いものを載せていきます。
歯車のように回転していきますが、稼働していないそうです。
焼売に見えましたが、アルミニウム、鉄、銅線でつくられた炉でした。
人類は競争が好きです。そのためより速く、軽く競争するにはどうしたらいいのかと考えた自転車屋が開発した軽い自転車のボディです。
これはヘリコプターにある回転の羽根の部分だそうです。
建築用木材などを削ったものなのですが、一種のアートです。TATE Museumにあるわけのわからない絵なんかより綺麗だと思いました。
光が反射してわかりにくいですが、これは、世界を変えた材料というもので、鉄、銅、シリコン、ゴム、ガラス、プラスティックなどが展示されていました。
輪っかの内側が光り、何を示すものかわかりませんでした。時計の最新版だと私は思いましたが、しかし時刻を示すものがなく、一体何なのかわかりません。
体験コーナーがありまして、溶接する際にどんなふうになるのか体験できます。
緑色に光っているのがわかります。これは、溶接する際に見える色です。
車が逆になって、落ちてこないか心配しました。ここは、車がどのようなものにリサイクルできるか学べるブースです。1955年頃、25%ほどの廃車が埋められていました。しかし、2015年には5%ほどしか埋められていないそうです。
どの部分がリサイクル可能で不可能なのかを映像で教えてくれるのですが、買い物にいった夫婦が車を置いたら、そこに勝手にきた解体屋さんが車を勝手に解体していきます。リサイクル可能なら左部分、不可能なら右部分と分けていきます。夫婦たちが買い物から帰ってくると車はなく、塵しかないので途方に暮れてるシーンで映像は終わります。
イギリスの時計
昔の時計
やはり、当時は時計を持って運ぶという考え方はなく、置いて見る物だと考えるようになったのではないかと考えます。
光か太陽で見ると書いてあったのですが、太陽がない場合どうしてたのでしょうか。
これはいまでも動いていました。それにびっくりです。
奇抜な時計でいっぱいでしたが、それでも丸い形をしていました。
ここでようやく腕時計の登場です。かなり後のほうですね。一応懐中時計はこの前にありましたが、貴族が多く持っていたと書かれていました。
この人は、イギリスの時計歴史でもっとも有名な人らしく、20世紀で最も権威のある時計作成者であるGeorge Danielsです。
飛行機ブース
人は飛ぶことに熱中して、どのようにすれば鳥のように飛べるのかを研究する際に用いられた鳩の飛び方模型。これで空が飛べるかどうかは書いてありませんでした。
当時はバルーン、気球に乗るというものが人々を驚かせるものでした。
これを背にのせて飛ぶというのも夢を描いていた人が多かったですが、単体では飛ぶものが、人の重みに絶えずつぶれてしまうというのは多かったそうです。
それで、飛行船につけられたエンジンです。
そして、戦闘機に取り付けられ、人は鉄の塊と一緒になって飛んでいます。
電報とテレビブース
もう携帯が発明され、メールも電話もできる時代になっています。まだ、そんなものが高くて手に入らず、短い内容を相手に送ろうというときに作られたこの電報。
モールス信号で相手に伝えたいことなどアルファベットで分けられています。これを合わせて相手に送るか、それともここから暗号をつくって送るかなど多くのことができますが、携帯のメール機能など便利なものが増えてしまい、ほとんどの人が電報を使わなくなりました。
通信室です。実際に当時のものを再現した物です。
タイタニック号の沈没の際に電報で伝えていたなど、当時では船に乗せていくのがこれしかなかったのかもしれません。
さっきのよりもさらに難しくなったもの。番号順にあり、ピアノのようでそうでないらしいです。
タイプライターの登場です。
これは、ラジオ局であったラジオの機械・・・だと思います。
昔のテレビです。
当時テレビが開発された際に、家族全員がこの小さな不思議な箱に魅入られてしまいました。
まだテレビが高かった時代、家にテレビがない人は、こうして道に立ち止まってテレビを見つめていました。日本にテレビが初めてきたときもこんな感じでした。テレビという魔法の箱に釘付けなのは、大人も子供も一緒ですね。
そして、ようやく家用のテレビが登場します。リモコンも今のように多くの番号が付いていません。
これが回って世界中にメッセージを送れるようにできる機械です。
上の模型バージョンです。
電話ブース
ベルが電話を作ってから、ベルが最初に発明した電話からかなり進化しました。一体どんな風に進化したのか写真を見ましょう。
スヌーピーの電話子機。もうみんなでシェアして使うものではなく、個人で使うものに変化していきました。
いまでは考えられないほど大きい電話の子機です。
シンプル型、赤色型、右側に番号があるなどの電話が発明されていきました。
これは、1918年に使われた電話です。
こちらは1967年頃の電話機。受話器を外して中の声を聞くと、女性がずっと愚痴をいっております。このころから番号にそって指を回すようになっています。
そして黒電話へとつながっていきます。
これはグーグルマップの際に使われる自転車に備え付けられた映像マシーンです。
上のグーグルはまったく関係ありませんでしたが、今の携帯のように変わっていきます。
そして、このような電子機器類やトランシーバーなど変わっていきました。
番外編
ある学者が人の性格は頭蓋骨の大きさで決まると論文で発表したことがあります。多くの骨を調べた学者でしたが、学会では根拠がなさすぎて否定されてしまいました。実際見て私が思ったのは、一つだけエイリアンの骨としか見えないものが展示してありました。で、何なの?という考えでした。
科学博物館が予想以上に混んでいました。それでもなかなか面白い展示物が多かったです。
それでは、また。