イギリス旅行記7

Good afternoon!

昨日、ブログができなかったのは寒気がして、さっさと寝てしまったからです。

今日も治ることはなく、かえって咳がひどくなりました。

ニンニクスープを作って、飲みます。明日治っていると嬉しいのですが。

 

写真はありませんが、面白い話だけでも載せようと思います。

イギリスには、都会に住む狐と田舎に住む狐がいます。夜になると公園とかに普通にでてきます。都会に住む狐は田舎にいけば餓死するといわれ、逆に田舎に住む狐は都会で暮らすと95%ぐらいの確率で車に引き殺されるそうです。

 

また、イギリスにはリスがいます。昔は赤色リスというのがいたのですが、アメリカから灰色リスの輸入により、灰色リスと一緒に流行した伝染病によって絶滅してしまったそうです。赤色リスはスコットランドにいけばいるとのこと。そして、近年灰色リスもだんだんと減ってきているそうです。今度はロシアから黒色リスが輸入され、ロシアで広がった伝染病が灰色リスを殺しにかかっているそうです。

かなり短いですが、今日はこれで退散します。早く寝て、もし明日よくなれば、どこかまた訪問して、ブログに載せたいと思います。

 

では、また

イギリス旅行記6

Good afternoon!

昨日ブログを載せることができませんでした。実は、朝の間はフランス語、昼からは英語を学ぶために語学学校に行っておりました。昨日、初日ということでとても疲れて寝てしまいました。

ブロガーとしてあってはいけないことなので、今日からまた投稿していこうと思います。

朝の間のフランス語は、B1-B2レベルの勉強をしています。フランスの市民権をとるのには最低五年は滞在せねばならず、フランス語も最低B1レベルが必要とされています。大学に入学するにはC1レベル、フランスで働くにもC1レベルが必要といわれています。

B1、B2やC1がどれぐらいのレベルかわからない人はDELF/DALFで調べるとわかります。

私が通うフランス語教室は、9人ほどしかいませんがそれぞれ違った国籍出身で私よりも年配な方が多いです。今日は、フランスでのデモに使われているプラカードは一体何を表しているかや、選挙の話などです。

12時に終わり、12時から地下鉄に乗って、Holbornにある英語学校に通っています。私は一番レベルが高い「Advance」にいます。

2日に一回先生が変わるのですが、今日は、Davidという教師でした。

 

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こういう場所です。服を着ようとしているのは、先生ではありません。私のクラスを担当する人は、見た目バイキングです。茶色い髪の毛に茶色い髭、スペイン語もペラペラ、英語もブリティッシュアクセント、バイキングがスーツを着たような姿でした。

 

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学校があるところです。46/47ということは二つのアパートを使っています。通りの目の前にあるので、警笛がうるさかったりします。

 

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こちらが英語の教科書です。

 

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窓から見える公園。ちなみにここは四階です。

 

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前半は、何故人は若さを求めるかを議論し合いました。

後半は、Holbornの近くにあるLincolnの観光しに野外授業をしました。

写真に写っているのは、Lincoln's Inn Fieldsという公園で、公園の中心に昔ここで首を落とされた人の記念碑があります。そして、この公園を出ると、Hunyrtisn Museumがあります。

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John Hunterという外科医、解剖医をしていた人で、彼が解剖した人、動物、骨などがホルマリン漬けで展示されています。医学生がよく来るとのことでした。残念ながら写真は禁止されておりとれませんが、グロテスクなホルマリン漬けだらけで気分がわるくなりました。

鳥の肝臓、鳥の頭だけ、生後7か月の子供の骨、子供の顔半分、2m30㎝あった男の骨、白クジラの肝臓などありとあらゆる生態系がわかるようにホルマリン漬けにされていました。一部の骨以外は犯罪者の骨が使われたそうです。我々、学生は、ベジタリアンになりかけたぐらい不気味でした。

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エントランスです。

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見た目は銀行にも見えますが、解剖系美術館でした。

 

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Lincoln's Inn という法曹院です。ここは法廷弁護士の育成などを行う機関だと聞きました。ここで先生になかなか面白い話を聞きました。

 

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お城みたいなのが王立裁判所です。ここを真っすぐ行き、ゲートの右を行けば、Seven Starという名前のBarがあり、幽霊が出没するBarでも有名だそうです。ちなみに周りの客は全員法律家、あるいは弁護士だそうです。逆に左に行くと、旧英国銀行があり、そこは改装されてBarになりました。本当にここはBarなのかと疑うほどきれいだそうです。

このLincoln's Inn の近くに教会があるのですが、その昔、この近くで働いていた娼婦たちが子供を欲しがらない際に、教会に捨てていました。教会は子供たちを拾い、育てたそうです。この孤児たちはある共通の名字を貰いました。それがLincolnです。イギリスにはこの名前の人が多くまだ存在し、この名字をもつとは、捨てられた子供たちの子孫らしいです。

なかなか充実した日でした。

ただ、今日は肉を食べるのはやめときます。

では、また。

 

イギリス旅行記5

Good afternoon!

今日は、14時から17時15分まで用事があったので、昨日の記事と比べるとそんなに書けませんでした。ただ、朝の間はわりと暇だったので、Natural History Museumの真正面にあるVictoria and Albert Museumに行きました。

この美術館はRevolution!を何故か押してきてなかなか面白い美術館でした。

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これがVicotria and Albert Museumです。私が来た時は、まだ空いていました。隣のNatural History Museumと同様にタダで入ることができます。

 

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入るとき、教会だと間違うかもしれませんが、りっぱな美術館です。

日本ブース

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東芝ギャラリーと書いてあったので、あの東芝かと思いました。日本の歴史価値がある美術品だらけで美術学生と見られる学生たちが美需品を模写していて面白かったです。

 

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こちらは袱紗というもので、1840-70年代だと思われます。袱紗とは、慶事や弔事で金封をお渡しになる際にこの袱紗につつんで持参するときに使います。金色に輝く鶴の群れに思わず、一分間ほど魅入ってしまいました。

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銃の美術品。戊辰戦争時代に使われてそうな雰囲気を出しています。

 

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日本の相撲を表している絵です。なかなか細かく書いているのではないかと考えられます。

 

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獅子舞の様子が描かれている作品です。昔の人も獅子舞には興味を持っていたのですね。

 

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古代日本のプール開き...ではないです。何かの祭りなのか皆、水の中に次々と飛び込んでいきます。

 

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侍の魂、日本刀。その魂が異国の美術館に飾られているとは、元の持ち主も自分の死後、異国で外国人に見られているとは思ってもいませんでしょう。かなり豪華なデザインをしていて、観賞用ではないかと思っていました。

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見えにくいですが、先ほどの銃より少し長いです。火縄銃ではないので、戊辰戦争ぐらいから使われたものではないかと想像します。

 

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刀があれば、鎧もある。鎧も侍の魂ではないかと思います。この二つセットでなくては、侍を語ることはできません。

 

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この印籠が目に入らぬか...の印籠です。水戸黄門も選択する際に悩むのではないでしょうか。

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こちらは3人の日本人女性を描いた喜多川歌麿という江戸時代の作品です。西洋人にとって日本人女性とはどのようだったかわかる歴史的価値ある作品だと思います。

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菊川英山という方の女性絵画です。菊川英山はどうやら浮世絵師だったもようで江戸時代で代表する方でもあったようです。上の絵と違い、女性だけではなく手紙のようなものも付け加えられているようです。

 

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今度は、青い着物のようなものを着飾った女性の絵です。歌川国貞の浮世絵でやはり江戸時代で活躍した浮世絵師でした。

現代アートとし意味不明な置物、宇宙人が作ったのではないかというおかしな物体、何を意味するのかわからない掛け軸っぽい絵など多くありましたが、その中でも強烈だったものを紹介します。

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バイクにまたがる子供の置物。これを作ったのは、林茂樹さんの作品で、「OO-IX」というタイトルがつくものです。この子供は自分の息子をモデルにしてると紹介文にあったのですが、これ息子さんが見たら泣きませんか。

 

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日本が誇るハローキティグッズ。他の歴史的美術品と比較するとインパクトは大きいですが、何故こんな風になってしまったのか頭を抱えました。

 

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その他に上のような仏像や能の面、着物、とっくりなど多くの物が展示してました。

 

欧州とかその他

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りっぱな門ですね。もう本当に門だけの博物館とか作ったら面白そうではありますが、門だけを見にくるマニアックな人はいないかと思ってしまいます。

 

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馬に乗った人を惑わす通行人。どっちも逆方向を示し、混乱させています...というタイトルではありません。

 

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模写をする学生が多くいたのは実はここです。私が思うにこれは、キリストを示しているのではないかとあくまで想像です。ここで商売すんじゃねーっていう場面ではないでしょうか。本当のところタイトルがなかったのでわかりません。

二回に行くと、宝石と金属の歴史的美術品がありましたが、写真は撮ることが禁止になっていました。飾られている金のネックレス、ティアラ、指輪などありましたが、同時に総額どれぐらいなんだと疑問にも思いました。

 

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二階にいくまでに見つけた螺旋階段。所々ボロボロですが、これも美術品の一つで登ることはできません。

 

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触れるフクロウの彫刻。触ればわかりますが、とてもなめらかにできており、このフクロウ実は、生きているのではないかと思うほど本物そっくりです。

 

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この銅像の後ろにあるのは、銀の食器など銀でつくられた美術品でした。この銅像のみ写真に撮る事ができました。何を表すのかさっぱりわかりませんが・・・

 

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一階の庭から撮れる赤色のレンガが映し出す綺麗な城のような建築物です。

面白い美術館でした。隣のNatural History Museumと違い大人向けにも思えました。

 

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最後にこの写真を載せます。私が朝通った時は、一人っ子いませんでした。けれど12時ぐらいになるとこの通り賑わっていました。

では、また。

イギリス旅行記4

Good afternoon!

言ってみただけです。今日は、バッキンガム宮殿とその周辺を探索しに行きました。

日曜日だけあって、地下鉄は家族連れ、スペイン人若者たち、イギリス人でいっぱいでした。バッキンガム宮殿に行こうと思った理由は、そういえばまだ行ってないなという感覚で行ったに過ぎません。

 

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Green Park駅で降りれば、すぐそこは公園に繋がってました。公園の場所に軽食が買える店が存在し、多くの方が列を作っていました。

 

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犬と女性の噴水です。水は出ておらず、誰かがトイレットペーパーを入れていて、とても汚かったです。

 

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公園からバッキンガム宮殿へと続く道です。ここでは多くの鳩や犬を連れた人がのびのびと走り回ったり、ジョギングを楽しむ人々がおりました。

 

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バッキンガム宮殿の門の横にある公園の門です。このとなりの塀には、多くの若者がよじ登っていました。ここに着いた時、なんでこんなに人がいるのだろうかと疑問に思っておりました。

 

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こちらがバッキンガム宮殿の門です。金色に輝く紋章、これだけで一級品の美術品です。門だけを集めた美術館とかないのでしょうかね。

 

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門に近くにいる観光客たち、警察官が通行の邪魔にならないように人々を誘導しておりました。

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バッキンガム宮殿です。宮殿というより欧州の裁判所に似ています。私の目は建物ではなく、門の上にある五つのランプがついた街灯にありました。なんとも面白い街灯でしょうか。

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Victoria Memorialの先端部分です。金色に輝いた天使が今にも空に飛び出そうとしていました。欧州の絵画では少年の天使が描かれていますが、こちらは女性でした。

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白馬にのった皇子ではなく、白馬にのった女性警察官です。とても似合っているのですが、この馬は涎がたれていて、汚かったです。ただ、馬糞は道路に全くありませんでした。

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Vicotria Memorialの下にいる観光客たち。私以外の観光客はわくわくしながら何かを待っている状態でした。隣の人の会話を聞いて、ここでパレードがあることを知りました。たぶん私だけでしょう、事前に調べずに来た人は。

パレード騎馬隊&兵士

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突然向こうの方から歓声が聞こえ、最初は、首を槍にさした人たちの登場かと思い、写真を撮ると、赤い服をまとった騎馬隊の到着でした。

 

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黄色い服を着ている警察官より威厳のある騎馬隊員たちでした。

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この方たちを見ていると、武田信玄の軍隊の一つである「赤備え」を思い出します。イギリス版女王陛下をお守りする「赤備え」。かっこいいですね。

 

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そう思ってましたが、近くで見てみると、制服がサンタクロースが来ている服と似ていないかと思い、どっちかというと「サンタクロース隊(髭なしバージョン)」に見えてしまいました。疲れてるのかな。

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「サンタクロース隊」の後ろにくっつく白馬にのったサングラスした男性警察官と黒馬にのる女性警察官。

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今度は、ドラム担当の兵士たちの登場です。ドラムの音がすごくうるさかったですが、力強い音を鳴らして、存在感を示していました。

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その後ろに付き従うくるみ割り人形青バージョン。

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旗を持った人がかっこよかったです。くるみ割り人形のような髭はありませんでしたが、インパクトは大きかったです。

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さっきのマーチングバンド、くるみ割り人形青バージョン、サンタクロース隊はバッキンガム宮殿の二つの左右の門からこの中に入っていきました。近寄ることができないほど門の前に人が殺到しておりました。

 

マーチングバンド編

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今度はマーチングバンド担当、くるみ割り人形青バージョンが来ました。

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全員青色かとおもいきや、列を指揮する方は薄汚れたオレンジ色の服を着た方でした。彼だけがくるみ割り人形青バージョンの金色に輝こうとしたが、そんな服なかったので薄汚れたオレンジ色を着て、ちょっと一人だけ違うことを説明する兵士でした。

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フランス革命前は、地面に杖を叩く指揮棒があったので、ここもそういうものなのかなと思っていました。となると、先ほどオレンジ色の服をきた兵士ではなく、指揮者ということになります。

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トランペット、トロンボーンの後ろにドラム。

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ドラムの後ろにクラリネットと面白い順番で吹いています。オーケストラとは逆の位置ですね。

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くるみ割り人形青バージョン、銃をもった兵士たちです。一番前の兵士にミカンがくっついていると思い、どんなパフォーマンスだと思ったら、単なる模様だったという。

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みなさん、手を動かして、誰一人違うタイミングで腕をあげている兵士はいませんでした。

 

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最後尾の兵士のみ帽子を深くかぶり過ぎているのではと心配しました。前見えてるのか、それとも見えてないのか、ハラハラしました。

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それを見守る観光客。運よく最前列で写真を撮ることができましたが、こんなにも人がいるなんて思いもよりませんでした。

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パレードが終わった後の公園の門です。夏期間限定で毎日やっているそうで、今回は30分ごとにパレードをしているのを隣にいるイギリス人家族の会話を聞いて納得していました。それでも、私が行ったとき、本来もう30分待つはずが、予定より30分早くするようになったそうです。これは、道で警備をしていた警察官情報でした。

その他

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ガーディアン美術館の前に立っているアレクサンダーさん。どうやら有名なアイルランド軍人だそうですが、知りませんでした。土日は空いておらず、門しか空いてませんでした。

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ビックベンまで行く道にあった建物。イギリスならではの建築物です。

 

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ビックベン。頭脳は高校生で体は子供の名探偵の映画でこの時計の針が逆に進むというのがあったので、本当に逆に進むのかと目を凝らしましたが、アニメだけの話でした。普通に時計回りに動いていました。

 

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全体図です。House of Commons とPalace of Westminsterがギリギリ映っている写真です。この公園のような芝生の生えた場所にチャーチルマンデラ、ガンディーなどの著名な人たちの銅像が立っています。

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ガンディー。写真で見るよりもやせ細っていますし、黒いです・・・銅像だからか。

 

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ちょっと見えにくいですが、マンデラです。ガンジーの隣にこの人が来るとは驚きです。インドでは昔、マンデラ元大統領の写真を間違えてモーガン・フリーマンを載せたことがありますが、確かにモーガン・フリーマンそっくり・・・似てないか。

 

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イギリスでまさかのバグパイプスコットランドがついにロックンロールの町にバグパイプで対抗してきたのかと思いきや、単に路上ライブでした。珍しい。仲間で来ているのか知りませんが、Westminster Bridgeに同じような恰好をした人がバグパイプを吹いていました。私としては、スカートを着用して恥ずかしくないのかなや、寒くないのかな、などくだらないことを考えていました。

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このスコットランドバグパイプのすぐ後ろが教会でした。St. Margaret's churchという名前なのですが、いいのかな。讃美歌を歌うならまだしもバグパイプって。

 

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チャーチル銅像です。ビックベンに真正面に位置しているのですが、まるでビックベンの神秘的な力で銅像にされたように思えてきます。一部の観光客はチャーチルなど無視して、ビックベンを撮っていました。英国の宰相がこんな扱いとは。

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橋から見えるロンドンアイ。見るだけで怖いです。

 

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なんやかんだでバッキンガム宮殿まで戻ってきました。白鳥やカモなど多くの鳥が私がとった反対側に多数いました。

 

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サンタクロース隊、くるみ割り人形青バージョンが歩いてきた通りです。

 

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最後にバッキンガム宮殿を撮って今日は、終わりです。

 

美術館に続いて観光客だらけの場所でしたが、音楽や銅像、風景など見れて面白かったです。曇り空でしたが、雨は降りませんでした。

では、また。

イギリス旅行記3

どうやらブログの凍結はなかったので、安心しました。

今日は、ロンドンといえば、無料で行ける大英博物館です。私も実はここに行くのが楽しみでした。なぜなら、ある映画でミイラ復活を阻止する冒険の中でここが使われているからです。ここのミイラを見たいと思い、博物館に向かいました。

 

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Russel Squareは、大英博物館に最も近い地下鉄の駅です。地上に行くには、エレベーターに乗らないといけませんでした。緊急時のみ157段ある階段を使って外に行けるようです。

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大英博物館までの道に大きな公園があります。駅と同じ名前であるRussel Squareです。犬をつれたおばちゃん、突然歌いだすおばあちゃん、公園内にイタリアンレストランがあるなどのどかな公園です。何故イタリアンレストランなのかは不明ですが。

 

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そして、これが大英博物館の入り口です。本来大きな入口があるのですが、私が入った時はそんなに人がいなかったので、こっちの入り口に案内されました。ラッキーでした。

イスラムブース

さて、入り口の左にイスラム文明にあった文化遺産が展示されています。豪華な色の皿、花器、絵、土器など様々です。

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イスラム文明に孫の手があるとは、驚きです。そう思い紹介文を読んだら、武器でした。鍬のようにするどく、こんなので攻撃される敵も嫌ではないのかと思いました。明らかに農民専用の武器だろと思いましたが、兵士専用でした。

 

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綺麗な模様のお皿です。プラスチックなのではと思いましたが、そうでもなかったです。

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面白い形のした武器全般です。

イスラム文明にあった文化遺産を見てると、古代ではすさまじく栄えたのに、なぜ今日ではあそこまで廃れてしまったのかとても不思議になるほど、見事な文化遺産が展示されています。

大英博物館のエリアは大まかに分けると以下の通りになっています。

中東エリア、欧州エリア、アフリカエリア、古代ギリシャとローマエリア、アジアエリア、古代エジプトエリア、そしてアメリカエリアです。アメリカエリアのところに北アメリカとメキシコで分けられており、一日で全てを見るのは不可能でした。

まず、大英博物館の大きさはパリのベルサイユ宮殿並みですし、観光客のごった返しで苦労します。私も面白いと思ったエリアだけ見ることにしか集中できませんでした。

 

日本ブース

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先にアジアエリアの日本ブースに行こうと思いましたが、仏様を見ながら地獄の階段という試練が待っていました。日本ブースは一番上にあり、私以外の人たちも皆疲れながら歩いていました。エレベーターはありますが、車いすかお年寄り用だとか。

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尊敬の意味らしいです。達筆で読めません。

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観音様と掛け軸がかかった素晴らしい美術品です。

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雄鶏、蛇、蟷螂、鯉、虫の置物。この動物チョイスは私もわかりませんが、とても細かい作業です。

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こちらの刀は、宮入昭平作(Miyairi Akihira)さんの1913-77年のものです。美しい輝きを発しており、ガラスも切り裂くのではと考えてしまいます。

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昔家にこんな甲冑のレプリカがあったのを覚えています。ある映画で博物館にある物が全て息を吹き返すというのがあるのですが、この日本武士が夜中歩いていれば、イギリス大英博物館七不思議の一つに絶対入るでしょう。

 

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ちょっと面白い絵です。これは『猿の三番叟』というタイトルで二匹の猿が踊り、良い兆しを表しているというものです。ただ、この絵を見てると帽子をかぶった猿が兎に飛びかかろうとするのをもう一匹の猿が食い止めているように見えます。その行動を馬鹿にしているのが狸という、不思議な踊りですね。

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少し暗くて見にくいですが、これは一の谷の戦いを表している屏風です。かの有名な源義経が馬に乗って崖から平家を奇襲するという場面を絵にしたものです。平家物語は新聞で良く読みましたが、まさか遠く離れたイギリスにこのような屏風があるとは思いませんでした。昔は、義経みたいになるぞと思ってましたが、今はどっちかというと頼朝派です。

 

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これは『浅草風景図鑑』巻物の一部です。服装が違うだけで今とあまり違うのではと思うのは、私だけでしょうか。

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左から五代目市川海老蔵、二代目尾上多見蔵、八代目市川団十郎です。これは歌川国芳画のものです。現代の十一代目市川海老蔵と比較すると、こっちの方が男前ですね。

 

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『春の色 漫才』というもので、新年に二人の漫才師が少年に出会うと書かれてました。漫才は古代から日本人を楽しませていたのですね。

 

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古代からある武家の着物ですが、現在でも古いしきたりを持つ家にはあると思います。日本の着物は安いものから高いものまでありますが、断言します、これは高い着物です。安い着物はここに展示されてません。たぶん・・・

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お祭りの半被だ。江戸っ子のだ。とか思ってましたが、アイヌ族の服でした。なかなかセンスのある服だと思いました。

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こちらは戦時中の様子が描かれた絵であり、下の写真と違い悩みながら手紙を書いたり、読んだりしている軍人さんのものです。

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みんな元気にボートを漕いでます。今は機械が彼らの代わりとなってボートを漕いでいますが、この写真から必死さが分かります。

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最後に武人の土器で日本ブースは終了です。最初に見た時、古代日本にもドワーフがいたんだ、サンタクロースの原型だとか考えてましたが、武人でした。どうみても日本人ではないだろと思いましたが、日本の土器として展示されてました。

他にも、手塚治のアトム、能面、花を描いた絵画、掛け軸、巻物など多く展示されていて印象深いものが多く展示されてます。

 

古代エジプトブース

遂にやってきました。私が見たかったミイラの展示場。しかし、どうやらとても人気があったのか、古代エジプトブースという名前の電車に、観光客が乗り込んできてギュウギュウ詰め状態。幾つかの写真を撮ることはできましたが、あとで確認するとちゃんととれてなかったり、おっさんの後頭部が邪魔で写真がとれずがっかりしました。

 

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今から起き上がりそうな怖いミイラ。加工しているのはわかるのですが、本物の死体があるように見えて恐怖しました。

 

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向こうの方は空いていたことに気付きませんでした。この棺がカパッと音を立てて、ミイラが出てくるのではとドキドキしてました。

 

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古代エジプト人が乗っていた船。よくこんな船で転覆しなかったなと思う一方で、川を渡る際にそこまで凄い船に乗らなくてもいいかなど考えてました。

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古代エジプト人たちの日常壁画です。現在とあまり変わりないのではと思います。

 

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ミイラの作り方が丁寧に書かれた紹介文です。ミイラがどうやって作られていくのか興味深い一方で、誰か真似したらどうすんだろうという思いもありました。誰も真似しないことを祈るばかりです。

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これだけ偉大な発明をしたエジプト人、骨格が違うのではと期待したら、我らと同じような骨でした。上の骸骨はアントニオ猪木っぽいアゴだったので、猪木のエジプトバージョンだったのではないかと考えていました。

見ての通り7枚しか写真が撮れませんでした。ミイラを生で見れたのでそれはそれで良しとしますか。

古代エジプトイスラム文明と並んで、衰退した国です。昔はピラミッドや数学など発明し、古代エジプト人は宇宙人の子孫ではないのかと考えていました。その古代エジプト人の子孫がああなるとは、古代エジプト人も子孫に繁栄し続けるマニュアルでも残してればよかったと思いました。

 

古代ギリシャブース

古代ギリシャのオリンポス時代を描かれている美術品が多く展示していました。古代ギリシャの神話を簡単に説明すると、美女と浮気したゼウスが子供を成し、怒り狂ったヘラがその子供に苦行を与え、子供の親は苦労しまくり、成長した子供はゼウスの尻ぬぐいか、死と隣り合わせの冒険に出かけるというものです。

ローマ時代ブースの隣にあったので、先にローマ時代の物を紹介します。

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こちらは、ローマの兵士の顔。指輪物語ホビットそっくり。

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団子三兄弟ではなく、同じ顔をした兵士三兄弟。どっちが長男で次男かはわかりません。展示品は兄弟だと言ってませんので、兄弟説は私の勝手な想像です。

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嘘やろと思いますが、これはローマ時代のイタリアにあったものだそうです。二重水道管の銅だと書かれ、AD3世紀のものであろうと書かれてます。こんな凄いものを作ったイタリアは、今は見る影もありません。

では、古代ギリシャに行きますか。

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アテネ市場で見つかった子供用椅子なのですが、写真の子供がすごく嫌がってます。

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ヘラクレス十二の苦行が描かれている壺です。その隣のヘラクレス像は少し途切れているので、下に載せます。

 

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多くの映画でヘラクレスを描いた作品はありますが、この銅像にそっくりな映画は、筋肉ムキムキで蠍の王という映画で主人公を務めた方が、このヘラクレスを演じています。このまんまだったからです。

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こちらはテセウスの冒険を描いた壺です。

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で、それを見守るゼウス(ジュピター)、言っときますけど、あんたが全ての元凶だからなっと大きな声で彼に言いたかったです。

 

その他のブース

 

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ルイスのチェス盤

 

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サットン・フーの兜

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イギリス人が開発した分度器

 

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マヤ文明文化遺産の数々。

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マヤ文明の文字。この文字はあるフランスの大泥棒の子孫が権力者になるブローチを巡る陰謀と戦った時に、宝の在処を示す地図にこのマヤ文明の文字が鍵を解くヒントになりました。文字なのか、顔文字なのか、記号なのか、ロマンあふれる美術品でした。

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インディアンの服です。かっこいいです。

 

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イースター島のモアイ。この像を見ただけもうイースター島に行った感じがします。

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図書館のような場所に貴重な本などが置いてありました。

 

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あの有名な階段からの写真。

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本来の入り口。

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そして、バスツアーで着ている人たち。こちらはまばらですが右には長蛇の列。早めに行っといてよかった。

 

大英博物館の外

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イギリスにしかない電話ボックス。

 

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ラッセルスクエアを通って、今日の旅は終わり。

いかがでしたか、雑な紹介でしたが、それでも本当にすべて回るには5日以上必要なのではと思いました。土日だけあって、私の時は空いていましたが、時間がお昼になるにつれてどんどん人が多くなり、すし詰め状態でした。

しかし、いい思い出になりました。

では、また。

新ブログ開設&イギリス旅行記2

なぜか一日前のブログが凍結されて、新しいブログを開設しました。

別に契約違反した覚えがないのに突然の凍結。意味不明です。

前回はNatural Museumに行きました。多くの家族や観光客が訪れておりまして、なかなか楽しかったです。

今回は、ある魔法使いの映画でも話題になったミレニアムブリッジとTATE Museumに行きました。

その前にFrench Culture Center内に訪れました。

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これぞイギリス人の女性が受付をしていたのですが、フランス語ペラペラ...

あ、ここフランス語の学校だったことに気付きました。ここで少しフランス語の先生とお話しました。

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二階建てバスが通りを走り、祭りでもあるかのようにみんな騒いでいました。

ここからSouth Kensington Stationに入り、Mansion House Stationまで地下鉄を乗りました。

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日本では見かけない、面白い標識です。

そこから出て真っすぐ左に進むと、セントポール大聖堂が見えてきます。その近くにあったロンドンシティ学校。こんな場所に学校があると観光客の声でうるさいのではないかと心配していました。

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有名な大聖堂の写真。

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ちょっと暗いですが、ミレニアムブリッジ。

多くの観光客とランナーがおりました。あと、ナッツを売っていました。イギリス人ナッツ好きなのね。

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でっかい三角円錐。

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橋からとったTATE Museum。工場の煙突だが、煙は見えない。

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近未来的ビル。TATE Museumが現代美術館だから、意識してつくられたのか、それともそんなこと気にせず作ったのか不明。

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橋から撮ったロンドンブリッジ。撮った後に気付きました。

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ここにいると、ミレニアムブリッジから黒い影が飛び出してきて、この橋を崩壊させてしまうのではという恐怖とカメラを落とすのではという恐怖で、足を震えさせながら橋を渡っていました。

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そして、やってきたTATE Museum。路上ではでっかいシャボン玉を売る人や路上ライブで拍手をもらう若い歌手がいて盛り上がってました。

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子供たちが皆、坂をゴロゴロと転がっていく姿を見て、これもアートかと勘違いしていました。美術館内では鉄を叩く音が何故か聞こえ、これがこの美術館のバックミュージックか、イギリスいかしてるなと思ってました。

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さあ、私が思った面白いアートを紹介していきます。まず、このゾウの掃除機。一体なにを示しているかさっぱりですが、この絵の隣にある紹介文には社会に対する批判だそうで、過激すぎて展示禁止になったと書かれています。

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こちらは、ベルギーの画家マルグリットのものです。マルグリットは高校時代に勉強したベルギーを代表とする人であり、彼のマルグリット美術館にも行きました。なんとも引き込まれる絵です。

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こちらは、かの有名なダリの絵。まさかダリの絵があるとは、ダリも予想しなかったでしょう。

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そして、現代アートいえば、これ。こんなんが本当にアート?と呼ばれるもの。こんなもん私でも描けるのではないかと疑問に思いましたが、隣の人の話を聞いてるとそんなに簡単にかけないと老婦人がご主人に力説していました。

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綺麗な絵ですね。

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作るの大変そうですね。

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アート?これは私でも描けると確信し、こんなもんが展示されて賞賛されてるなんてと憤慨したものです。

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こちらは写真のように思えて、実は絵なのです。素晴らしい技術だと感心しました。油絵だったので、こんなにすごいのにそこまで有名じゃないとはどういうことや、などと素人が考えていました。

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犬と戯れるおばさん。我が家の犬と同じように机に脚をのせている。どうやらこういうのは当たり前のようだ。

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よく作れたなと感心し、風邪ひかないのかなと心配しました。

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こんなんがアートならそこらへんにいる幼稚園児の方がうまいのではと疑問に思いました。

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彫刻するの大変だったのでは?それでも上の写真より素晴らしいと思いました。

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段ボールを組み合わせて作る大変素晴らしい作品。これを書いた画家に拍手を送りたい。

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こんなん落書きやん。

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なんやねんこれ

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同じ人の全く違う色で書いたもの・・・で?

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有名なピカソの絵。ピカソの絵がここにあるとは思いもしなかった。

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これを見て、上の写真を真似ようとしたが、結局失敗したな、模倣でもこれは、と思い、画家の名前が気になって調べたらピカソだった。嘘だと思い二度見したが、やっぱりピカソだった。全く絵が違うので勘違いしてました。

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無数のラジオを一斉にならしたうるさいバベルの塔。この作品は現代のコミュニケーション消失を意味しているとのこと。よくこれだけラジオを集められたなと感心させられました。

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そして現代美術でもっとも有名になった『泉』という作品。現代美術の問題作としても知られており、私が高校の時、この作品を美術作品と認めるか、否かで論争が発生したほどです。今回行ったTATE Museumでも、かなり奥の方に隔離させられており、やっぱり世界でもこの作品は問題作という考え方をもっているのだなと思いました。

 

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少々文字が途切れているので分かりにくいと思いますが、これは”The whole world + the work = the whole world”というものです。なかなか面白い言葉を作るものだと感じました。そして、その下にいる人たちは、美術館や博物館名物の「もう疲れたよ」人々です。一人は爆睡しており、他の人々は美術品など見る気しないオーラがでてました。特に子供に至っては携帯ゲームに夢中になっており、心底つまらなそうに親たちのはしゃぐ姿を眺めていました。

 

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エスカレーターに乗る人々、この風景こそが一種のアートではないかと考えましたが、どうなのでしょうか。

 

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最後にこのミレニアムブリッジの写真を載せました。

いかがでしたか?

イギリスには珍しい雨の降らない日でした。

では、また。